「プレタポルテの最高峰にKitoがあるのなら、サルトリアの最高峰はTidaroをおいて他にない」ミラノの伝説と謳われたサルトリア、Tidaro de luca(ティンダロ・デ・ルカ)のビスポークジャケットです。ピロッツィ、パニコ、チャルディに並んで、ビスポークの頂点に君臨していましたが、2018年に亡くなられたので、かれが服を仕立てる機会はもうありません。年々、価値は上がっていく一方です。肩幅にこだわっており、着心地の良さを追求しつつも構築的な作りをしています。あまりに品がありすぎて、わたしには年不相応でしたので、出品します。着用は2回ですが、ハンガーにかけて長らく放置していました。参考価格ですが、現地の仕立てで50万、日本のトランクショーで70万といったところです。肩幅44身幅53袖丈62着丈74なお、わたしは173センチ60キロで、身幅以上にウエストを絞ってあることも付記しておきます。着てみれば分かりますが、胸板と肩幅が強調された、イギリススーツに近い作りです。ネットで出品されることはまずないサルトリアです。キトン、ブリオーニ、ロロピアーナ、エルメスをはじめとする最高峰ブランドのジャケットをお求めの方におすすめします。取り置きはしません。早い者勝ちです。