廃盤商品　未開封です。 棚に飾ったまま開けておりません。 「ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー DVD-BOX 4〈3枚組〉」 ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー / ハンス・ヒルシュミュラー / ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー DVD-BOX 4 (四季を売る男／不安は魂を食いつくす／不安が不安) 独自の映画言語で評価を得ながらも、37歳の若さでこの世を去ったライナー・ヴェルナー・ファスビンダー。監督・脚本を手がけた3作品『四季を売る男』『不安は魂を食いつくす』『不安が不安』を収め、その魅力を伝える。 不安は魂を食い尽くす 異才ファスビンダー渾身のメロドラマ! 彼がリスペクトして止まないドイツ人監督ダグラス・サークのハリウッド映画『天はすべてを許し給う』を新たに自身の手で作り上げ、遂に国際的評価を得た決定的代表作。 愛の絶望と苦難の生に魂が震える! モロッコから来た外国人労働者と掃除の仕事をしながら独り暮らす老婦人との、残酷で優しい愛の物語。ある夜二人はバーで出会い、ダンスし、夜を共にする。世間の偏見と根強い差別に遭いながらも、二人は愛の生活を得ようとするが…。 カンヌ映画祭で絶賛され、パルム・ドール他にノミネート、結果2冠に輝き、ファスビンダーの名を一躍世界に知らしめた衝撃作。原題は、劇中のモロッコ人アリの台詞にあるが、ドイツ語として文法的に誤りがあるという。アリを演じたエル・ヘディ・ベン・サレム自身が発したこの言葉を、ファスビンダーはそのままタイトルにした(サレムは当時ファスビンダーの愛人だった。彼はその後、人を刺し逮捕され、フランスの獄中で自殺した。ファスビンダーは遺作『ケレル』をサラムに捧げている。)。なお本作は、ファスビンダーがリスペクトして止まないドイツ人監督ダグラス・サークのハリウッド映画『天はすべてを許し給う』(1955)を、彼自身の手で新たに作り上げたもので、その公開時にフィンランドのアキ・カウリスマキ監督多大な影響を与えたことでも知られる。まさに非現実的なまでに現実的な愛と美によるメロドラマの極致と言えよう。 ※特集上映公開時のタイトルは『不安と魂』です