『OK』(オーケー)は、1983年に発表されたRCサクセションのアルバム。解説RCサクセション(以下、RCと略す。)の9枚目のアルバム。前作(スタジオ盤)の『BEAT POPS』がサウンド的にプログレッシブあるいはテクノ、オルタナティブとも取れるような前衛的な方向に振れたことからの反動か、ベース、ドラムスによるタイトなリズムを中心としたシンプルで骨太な音作りがなされている。また、同アルバムはRC唯一の海外(ハワイ)録音であるが、録音機材に恵まれたこともあってボーカルの忌野清志郎の声が非常に生音に近い状態で録られている。完成したアルバムの充実ぶりおよびそのタイトルとは対照的に、忌野の私生活や制作態勢に関し当時相当の悪状況下にあったこともよく知られている。第一に、アルバム制作にあたって忌野は思考が働かず虚脱感がとれない最悪の体調となってしまったことから病院で検査を受けた結果、医者に「一生治らない」と匙を投げられるほどの肝臓疾患を抱えていることが判明してしまったこと。第二に、その数年前から忌野の母親が入院、意識のない状態が続いていたがそんな中でもいつもどおりにライブをこなさなければならない精神的にタフな日々が続いていたこと。第三に、ハワイでのレコーディング期間中に恋人(後の夫人)の父親が亡くなったこと。第四に、そのような悪コンディション・私生活であり曲作りにも一人行き詰っていたにもかかわらず、スタッフからは「なんでもいいから曲をどんどん作れ…(中略)これらの事情が相まってアルバムの内容は、「Drive my Car」「Oh! Baby」「誰かがBedで眠ってる」「ねむれないTonight」「指輪をはめたい」など恋人や家族への愛を歌ったラブソング、「うんざり」「ブルドッグ」「ドカドカうるさいR&Rバンド」などRC利権に群がる人間への批判を込めた曲が中心となっている。商品の状態は画像をご確認下さい。まとめ買い歓迎します!RCサクセションのLPレコード次のうちから3枚以上をまとめてご購入の場合、1枚あたり1,900円(送料込み5,700円、3枚の場合)でお売りします。委細ご相談ください!ハードフォークサクセション/ラプソディ/EPLP/PLEASE/BLUE/OKから3枚以上(先に売れてしまった場合はご容赦ください)#RCサクセション